ナビの北海道旅行記2011 パート1
2か月前に列車の旅で北海道を堪能してきた俺!(実は6月にも出没したんだけども、、、内緒でね!!!!)

7月の恒例のツーリングの季節となりました。毎回俺の悩みとしては、、、何処に行こうか?ってこと。何たる贅沢!って言われるかもしれないなあ〜〜ってんで、今までのスタイルを思いっきり変化させてみることにしました。

俺のツーリングで使うバイクは1200ccや750ccの大型ロードスポーツバイク。パワーもあるしライディングポジションも楽なので疲労も少なく、アベレージ速度が早いので距離を稼ぐにはベストなバイクだった。しかし距離を稼いでも実際満足できるツーリングになっているだろうか、、、。

例えば、走っていて 行きすぎてしまった!!!な〜んて事があったりする。もしも自動車だったらバックすれば簡単だけど大型バイクで走ると、通り過ぎたら いちいち止まったりUターンすることが面倒くさいので引き返したりしない、、、(まぁ〜いっか〜!)てな具合、、、。これで何度パスする事があったか、、、。

実際昨年のツーリングではレンタカーをフルで使用したんだけど、これほど便利だと思ったことはなかった。おまけに 思いっきりダートも走れたし。さすがにロードスポーツバイクでダートを走ることは転倒などのアクシデントなどがあって危険だし、バイクが可哀そうだし、、、絶対行かない、、、。かと言ってオフロードバイクを、北海道のためだけに購入するのも経済的にできそうもない、、、。
そうだ!セカンドバイクで行けばいいじゃん!
俺のセカンドバイクはカワサキの150ccのスクーター、、、。買い物にはとっても便利だし、軽二輪(ピンクナンバーじゃない)なので場合によっては高速道路も走れなくもない。ちょっと、、、いや、、、かなり怖いけど、、。でも お使いバイクだから、多少のダートも走れるでしょう。もっともガレ場のようなダートは無理だけど、、、。ただこんな弱小排気量バイクで、果たして北海道を走る、、、、いや走り切ることができるか、、、でも原チャりでツーリングしている人も実際にいるんだよね。ならばこれでチャレンジしてみよう。

ついでに今回は行きも帰りもフェリーを使い小樽から早朝スタートになるので、欲張って函館まで走り切って道東を横断、、、、そして標津のモシリバまで向かえばいいか、、、なんだかとってもデンジャラスな行程になりそう!!

それでは旅行記が始まります。
7月15日
朝3時に起床!いや〜7月中旬でも周囲は真っ暗。荷物の準備は昨日のうちに済ませてあるので、バイクに荷物を積載して3時30分には出発。今回の相棒はカワサキのエプシロン150っていうマニアックなスクーター。近場や買い物にはとっても便利なバイクなんだけど、長距離ツーリングは初めて、、、ましてや北海道なんて行けるかな???疑心暗鬼のなかでのスタートとなりました。深夜なので国道も空いている。
しかし、、、これから新潟かあ〜〜遠いなあ〜〜たった150ccのスクーターなので、できれば高速道路は走りたくはない。そう、一般道を走って新潟に行きたい。どうかなあ〜〜?
新潟のフェリーターミナルには10時までには到着したい。ってんで6時間を想定しての早朝出発だったんだけど、ラッキーなことに車は殆どない上に信号に引っかかることも少ない。
熊谷通過で5時になった。国道17号バイパスに入ると、やっと太陽が昇ってきた。いや〜気持ちいいなあ〜少なくとも雨に降られなくて良かった〜〜〜!ここら辺では、まだ心に余裕が、、、。
利根川を渡って群馬県に入ると、案内板が、、、。あれ?新潟までまだ265kmもあんの?
ちょっと目測を誤ったかな?すんげ〜遠いっす!
5時過ぎで250kmもあるってことは、、、アベレージ50km/hで走れってこと。
国道走って行ったらヤバいんじゃないすか!!!多少あせりモードに、、。
前橋を通過して国道17号線を爆走!!で、道の駅「よしおか温泉」で今回初めての休憩。ここは初めて立ち寄る道の駅で、早朝だからか誰もいない。と言っても6時になってしまった、、、。果たして間に合うかな?
弱小排気量のスクーターなので坂道も走るのがしんどい、、、。スロットル全開でも60km/h出すのが精一杯。やっとサミットの三国トンネルに到着。んん?
三国トンネル?
はあ〜今頃北海道の三国峠にいたらなあ〜〜〜!って洒落にならんか、、、。と言うより、この表示で北海道を連想する奴って、、、そうそういるとも思えないんだけど。
長々と群馬県を走って、やっと新潟県へ。時間にして7時10分頃なんだけど、あと150kmもあるのかあ〜〜。今日は金曜日だから、県境付近はハイスピードで走れるけど、市街地が続く長岡や新潟市街は絶対時間を稼ぐことができない、、。やっぱり高速か、、、
ならば8時過ぎには国道から一番近い関越自動車道のICに入って新潟に向かおう。そのかわり出来る限り国道で走ってはみるけど。
やがて苗場スキー場のそばを走る。懐かしい!!夏にツーリングで苗場スキー場の光景を見たのはバイクの免許を取って佐渡島にツーリングして以来だ。
越後湯沢の市街地でガソリンを補給し国道17号を北上。六日町、浦佐と走って行くごとに交通量が多くなり、おまけに信号も多く、スリ抜けをしても、なかなか距離を稼ぐことはできなくなった。もはやこれまで!ってんで8時30分頃に関越自動車道の小出ICから高速へ。そうそう、このスクーターは高速走行を想定していないのでETC車載機を設置していない。だから何も料金の恩恵や割引を受けられない。
いつも乗っているZ750S君ならば一気に加速!ってカッ飛ばすんだけど、、、スクーターじゃスロットル全開にしても100km/hで走るのが限界!!いや、、、怖いっす!マジビビりながらの走行。新潟まで100kmもないんだけど、時間がかかるかかる!新潟亀田ICで高速を降りる。2200円だって!ETCさえ取り付けていれば1100円だったんだけど、、、高けぇ〜なぁ!
それより10時を廻ってしまった。やばい!ピ〜ンチ!港近くのスタンドでガソリンを補給して、ダッシュで新日本海フェリーの受付に。ギリギリセーフ。時間がないので急いでくださいね!って受付嬢に言われてしまって、フェリーの全景を撮影する時間はなかった。
新潟港からの新日本海フェリーに乗船するのは2002年以来だから実に9年ぶり。その時も寝坊しちゃってギリギリ間に合ったことがあったけど、俺にとって新潟は鬼門なのかな?マジであせった。今回高速使えたからよかったものの、今度もし来るんだったら深夜12時に自宅を出発しなければならないんだな、、、。ちょっと学習しました。ゲートを通って船倉へ。俺が最後で、すぐ扉が閉まってしまった。見た所バイクはざっと100台ほど、、そこそこいるんだなあ〜!新日本海フェリーはバイクの荷物は全部持っていくことになっていて、今でもそれは変わっていないみたい。俺のスクーターは後部にバニヤケースってのを取り付けているんだけどそれは除外されるのでスポーツバックとヘルメットだけの軽装で船内へ。これってすっごく楽。
船内のフロントで部屋のカギを受け取り、荷物やヘルメットを置いてスエットに着替えて身軽になり船外で風を受ける。んん〜とっても気持ちがいい!何だか、、、もうツーリングが終わってしまったみたい、、。標津のモシリバに電話を入れてみる。まだ通話圏内だ。奥さんが出たので「19日20日とお邪魔しま〜す!」と伝えておくと、、、何でも俺が遊びに行く頃、目の病気で入院されるそうな、、、。ありゃりゃ!ってことは会えないわけね、、、奥さんには。残念だなあ〜〜ご主人と3人でバカな話が楽しみだったんだけど、、。もし許されるならば当日お見舞いでもしようかな?
ところで今回チョイスした部屋は1等洋室、、、。これってすんごい贅沢な身分。実は寸前までS寝台ってクラスをチョイスしていた。9年前はS寝台を利用したことがある。2等寝台に比べて若干ながらプライベート空間があって広いのが魅力。しかし7月15日出港分は繁忙期ではないので料金が安い。S寝台と1等寝台との差額はたったの2500円で、かつ貸し切り料金も免除される特典付き。これならばちょっと奮発してみようと考えたわけ!インサイドなので窓はあるけど海は見えない。しかしツインベットにテレビやポット、洗顔セットまで用意されていて、シティーホテル並みの設備に、、、俺が使っていいんすか?って感想!!
早速カフェに行って生ビールと肴となる枝豆やポテトを購入。船室に持ち込み一人で乾杯!!ん〜うめ〜〜!最高っす!。以前利用したS寝台だと、テレビはないしコンセントすらない。結局行き場がなくてあっちウロウロ こっちウロウロしていたっけ!今回は自分専用の衛星放送のテレビを見ながらベットに寝ころんでくつろぐ。至福の喜び!って感じてます。トイレやタバコを吸う以外は基本的に部屋に入ったまま引きこもって時間をつぶす。20数年前の頃のツーリングと比べて2等の雑魚寝は好まれない傾向になり、結果的にライダー同士のコミニュケーションもだいぶなくなってきたご時世。人伝いの情報よりモバイルやスマホでリアルに情報が取り出せる時代に人恋しいってのは昔の話かもしれない。ミツバチ族って言われた昔が懐かしいなあ〜!
朝早く起床したので、日中も眠い眠い!でも熟睡してしまうと、夜眠れなくなる恐れがあるので2時間ほどの仮眠だけで済ます。4時頃入浴してサッパリしてから船内の見学やデッキでの景色を眺めたり、、、、。引きこもりってのも、意外と飽きてくる。18時頃からレストランでの夕食の案内放送があったんだけど、、早く行っても かなり待たされるだろうから時間差で19時過ぎにレストランへ。美味しそうな料理がたくさん並んでいるんだけど、カフェテリア方式なので、それぞれの値段を勘案して「鳥のからあげ甘酢あんかけ」「豚角煮半熟卵沿え」とライス、トン汁、生ビールでしめて1690円、、、、。これでも結構するもんだ、、、。
食事が終わって19時30分頃 案内放送が、、、。僚船の「らいらっく」が右舷そばを通過するとのこと。あれ?9年前にも僚船同士のすれ違いがあったんだけど、その時は左舷方向だったんだけどね。変わったのかな?多分500mほどは離れているだろう「らいらっく」だけど、暗くって判りにくい、、。またまた部屋に戻ってテレビを見てみる。多分秋田沖の航行なのだろう、、、。運がいい事に地デジが受信できた。9時過ぎには寝ようと思っていたのに ふとアニメが、、、スタジオジブリの「ゲド戦士」だって、、、。結構ハマってしまって最後まで見てしまった。気がついたら23時ヤバい!寝なければ、、、。
寝ようと思えば思うほど寝られない、、、。でもグズグズしているうちに いつしか眠ってしまったみたい。記憶がなくなった、、、。zzzzzzzzzzz
 本日の走行距離 317km
7月16日
朝は3時30分頃のおはよう放送で目覚めた。やっぱり眠い!洗顔を長めにして覚醒を促す。着替えを済ませバックを整理してからデッキで小樽港を、、、。雨は降っていないけど、、、どんよりしているし、遠くの山々がガスってる。合羽着るのも時間の問題かな?なるべく降ってはほしくないんだけど。
4時30分頃バイクの下船案内放送があって船倉へ向かう。もうライダーが何人もいて出発の準備にいそがしい。かくゆう俺はスポーツバックを後部に取り付けるだけでいいから簡単。でもなあ〜みんな いいバイク乗ってるなあ〜〜ZRX1200やCB1300、FZ1フェザーとか、、、羨ましい。こんなときセカンドバイクのレベルの低さに情けなさを感じてしまうのは俺だけかな、、、、。Z750Sのフルエキサウンドを見せびらかしてやりたい!!!って 俺は見栄はりか!。誘導員の指示に従って下船完了。きったど〜〜!北海道。飛行機とはイメージが全く違う。やっぱりいいもんだ。俺ってずっと陸送でバイク送っていて飛行機で来ていたから。やっぱり これからツーリングするぞ!って気持ちが高ぶる。
早朝5時の小樽運河は誰もいなくて 俺の貸し切り。んん〜いいもんだ。関心させられたのは運河そばのコンビニ ローソン。なぜか壁がレンガ調になってるの!面白いもんだ。思わず写真を撮ってしまった。
小回りのきくスクーターだから、小樽市内のあちこち廻って手宮線跡の散策路や列車を展示保存している小樽市総合博物館そばを覗いてみる。さすがに5時じゃ開館しているはずはない。もちろん行く予定もしていないし。
この頃にはフェリーを一緒に出てきた他のバイクは かなり遠くにいったんだろうな、、、。もうバイクはどこにもいなくなった。
余市まで走ってくると、、、とうとう雨が、、、。やだな!と思いながらも仕方がない。セブンイレブンで朝食用にサンドイッチやおにぎりを購入して ついでに合羽を着る。まあ〜暑くないのが救いだけど。
2日間早朝に起床したりしているので俺のタイマーが狂ってきているのかな?腹が空かないけど食べておこう。
北海道は何度もツーリングしているけど、本格的に道南を走ったことはない。唯一15年ほど前に函館から上野に帰るためにモトトレイン(かなり古いですが)に乗車したんだけども、その時に国道5号線を走ったに過ぎない。だから折角来たなら日本海沿いを走ってみるのも楽しいかな?って思った。どのみち明日は国道5号線で北上するんだし、、、。そんで、俺には初めて見るカントリーサインが、、、。古平町、積丹町、、。何だかとっても新鮮。ただ雨が降っているのが残念だけども、、、。
積丹町に入ったので積丹岬に。ただでさえ雨が降っているのに霧も深くなってきた。アプローチとなる細道を登って駐車場に到着。この先トンネルをくぐってしばらく歩けば積丹岬へ行けるらしいけど、、、何だかガスっていて風景が怪しい!ちょうどトンネルから出てきた人がいたので 挨拶をして状況を聞いてみる。トンネルの先は霧で何も見えないので引き返してきたそうだ。シャレになんね〜〜っす!そんな状況じゃ俺だって行くこと自体無駄かもしれない。結局諦めて撤収を決め込む。んん〜残念。
こうなると神威岬も怪しいかな?雨もかなり強くなってきたし、、、。でもアタックするだけの価値はあるでしょう!ダメなら途中から引き返せばいいんだし。そう思って30分後神威岬の案内板を発見し国道を右折!!わお!!!ゲートがしっかり通せんぼ!!あれれ何で?って思うとゲートのオープンは8時からなんだとか、、、。今は7時30分。あたりはな〜にもないし、行っても岬が見れる保証はないし、、、あまりにヒマだ、、、。ここも撤収するしかないか、、、。ちょっと時間配分が狂ってくる。せめてどっちか行ければ嬉しかったんだけど。
神恵内村に入って道の駅「かもえない」で休憩。さすがに初めは何て読むのか判らなかった。「かもえないむら」ですね。2年前のツーリングではオロロンラインを走って遠別町や初山別村なんて初めて知った自治体があったけど、、、。ここも難読名に感じてしまう。多少睡魔が襲ってきたのでベンチで50分ほどウトウトする。ベンチの上には雨除けなのか大きなひさしがあって屋外で休めるのが魅力。十分休んでから出発。あ〜気持ち良かった!雨は断続的に降り続いていていたるところで出水状態が、、、これって絶対 滝じゃないもん。このまま降り続いたら土砂崩れになりかねないなあ〜。(後日しっかり通行止めになったそうです)
泊村に入ると道路脇にたくさんの「のぼり」が。で、人だかりがあって警備員までいた。何だろうと思って警備員に聞いてみると、今日は「とまり群来(くき)まつり」が行われるんで、それの準備なんだそうだ。
まつりのスタートが午前11時なので あと2時間あるらしい、、、。そりゃ俺には無理だわさ!近くにポスターがあって、見てみると夜には小林幸子や小金沢昇司などが歌謡ショーで出演したり花火大会があったりとスケールがでかい。ふ〜ん!!知らなかった。残念ながら通過!
ちょっと南下すると「にしん御殿」の看板が、、、お〜っと通り過ぎた。Uターンして脇道にそれる。これこそスクーターの魅力。Z750Sだったらそんなことしないでスルーしていたな。で、さっきの人だかりと違って寂しげな建物が、、、「にしん御殿」の番屋とかが保存されているそうだ。
折角来てはみたものの、北海道にはどこにでもある施設。それなりに特徴はあるんだろうけど俺には興味はない。って言うか残念だけど知識がない。おまけに有料だし、、、。ここは遠慮させてもらう。
泊村に来たのならば原発の施設に立ち寄りたい。で、原子力PRセンター「とまりん館」に向かってみる。3月11日の大震災で福島第一発電所でのメルトダウンがあったので、多少は影響するのかな?と思ってはいたのだけど、ここはそれらとは無縁のようで普通に開館していた。決して規模は大きくはないけど、それなりに原子力についての説明や案内がされている。しかし このPRセンターの建設費用もかなりなものだろうな、、、。第一25mの室内プールまで完備してあって年間を通して利用できるそうだ。でも、、誰も利用している人はいない、、、。これも原発誘致に対する電源交付金の影響なのかな?絶対安全な原子力発電所ならば何も問題ないけど、現実の福島を見たら人ごとと思えない、、、。つまり安全神話が崩れたわけで、ましてや交付金が迷惑料的存在ならば、それに対価する今の福島の惨状を見てどう思うか、、、。
メルトダウンというリスクよりも町の交付金と雇用が優先するのならば本末転倒としか感じないのは俺だけだろうか、、。福島の惨状を見て思ったんだけど99.9%安全ではダメなんだ!100%なんだ!ってことがはっきりした訳で、今が良ければそれでよい!って自治体は考えていないよね!甘い餌につられて原子力、、、なんだか覚せい剤や麻薬と通じるところがあるように感じてしまう。それにまさかとは思うけど、、さっきの祭りの費用も電源交付金で行っているのかな?小さな村なのに大物歌手が来たり、花火大会を行ったりスケールが違いすぎるもん、、、。だとしたら悲しい事だけど、、。そうじゃない事を願ってみる。ちなみに入館者は俺以外1家族しかいなかった。一気に全ての原発を止めるってのは経済を考えると現実的ではないけど、他のエネルギーに移行していく勇気は全ての日本人が考えて行かなくてなならないことを問われているのかな?
もうテレビで散々放送されているので、今さら理解するまでもないけど、原子炉には5重の壁があって、、、、、ペレット?被ふく管?原子炉容器?全部ダメだったじゃん!!見れば見るほど自虐的に思えてしまう、、、。ついでに俺の放射能も測ってくれるらしい、、、。今の俺は、、12400ベクレル?何で?俺って被ばくしているじゃん!ヤバい!って思うと、実はこうらしい。生まれてから今まで生きてきた中での自然界の放射能を受けた値なんだそうだ。だから不安でも何でもない。
雨は止まないまま共和町へ。遠くに風力発電が見える。ここらへんも風が強いのかな?ユックリ走っているんだけど、見たい施設が見当たらない。と言って「かかし博物館」なる案内があったんだけど、、、、雨降っているし、俺的に興味はなさそうなイメージがあって遠慮させていただく。ここらへんまで来ると、、バイクに取り付けた100円ショップの時計も水が入り込んで、全く表示も見えなくなり、、、ご臨終、、、、所詮100円だし。
岩内町を通過して寿都町に入って弁慶岬に立ち寄る。ここでも義経伝説があるのかな?俺の知ってる中では本別町の義経館があるけど、、、、。北海道には とにかく沢山の伝説の地があるもんだ。奥州平泉で自刃した義経。義経を逃がすために斃れた弁慶、、、。どっちが本当なの?って感じる人もいるんじゃないかな?そしてこの先国道の崩落に遭遇!!!!ここはヤバかった!スクーターなので難なく通過できたけど。写真を撮ろうかな?なんて思ってみたけど、今にも土砂が崩れてきそう、、、。さすがに命の危険を察して脱出して逃げた!あ〜怖いわさ!!
道の駅「よってけ島牧」で休憩。埼玉の地元のバイク屋に電話を入れてみる。埼玉は36度はあるそうだ。今の俺のいる場所は、、、多分10度程度じゃないかな?吐く息が白くなる時があるもん。さすがに寒い。って〜と「いいな〜」との返事、、、。あまりに寒くて、、、決してザマアミロ!なんて言える気分じゃない。

今日泊まる宿は乙部町にある。時間にして16時を廻ったくらい、、、。雨でキャンセルばかりしているからどこも行くことがないので早着しすぎたな、、、。温泉入って温まるのもいいけど、この先 江差まで行って明日の分を稼いでしまおうか、、、。
まずはお昼を食べていない俺、、、。今さら食事もないもんだ、、、、と思って思っているとラッキーピエロを発見。ほんと偶然のなせる技かな?もし大型バイクだったら絶対スルーしてしまうよ、、。って言うか、函館から かなり離れている江差にラッキーピエロってあるの?もしかして模倣店?って疑心暗鬼になるけど、本当にラッキーピエロだった。店内テラスで食べて行こう。メニューがたくさんあって悩むところだけど定番と言われている「チャイニーズチキンバーガー」と「ラッキーエッグバーガー」をチョイス。
ホットコーヒーで温まりながら、スタッフが「おまちどうさま」って持ってきたハンバーガー、、、うわ!でかい!それぞれバンズも大きいしマックのビックマックほどのボリューム。久々の温かい食事!めっちゃうめ〜〜〜〜なんで東京でやらないんだろう!絶対受けると思うんだけどね。しかし、、ラッキーエッグバーガーを食べきった頃考えた、、、、。俺腹いっぱい!、、、。ハンバーガー自体でかいのよ!これが。現物知らないから2個もオーダーしちゃったんだけど、、、バイクじゃ持って帰る訳にはいかないし、、。なんとか2個目のチャイニーズチキンバーガーに突入!、、、、めっちゃうめ〜〜〜!!腹苦しいけど何とか食べきらないと。
腹もむちゃくちゃたまったし、体も温まった、、、。多分 江差港の開陽丸くらいは行けそうだ。俺って幕末の頃の歴史って、すっごく好きで色んな書籍を読み漁っている。榎本武揚を中心とする旧幕府軍の旗艦である開陽がなぜ江差に向かい、また何故座礁、沈没する事になったのか、文書ではたくさん見てきた。これは俺の個人的趣味だけど、、、行ってみたかった。
沈没してバラバラになってしまったので本物ではないけど、限りなく本物に近い船の建造物はやたらでかい!内部には、これも原寸大の大砲や、引き上げた弾薬などが展示されている。
デッキに上がるとその大きさに圧倒される。100年以上も前に、こんな船があったなんて、、、長さ72m最大幅13mの船体は数百人の旧幕府軍の人たちが乗船して仙台から北海道まで乗船していたのも納得できる。これは実際に見て感じる結果かな?来て良かった。
ちょうど閉館時間の17時になったので宿に行こうか。今来た道をそのまま戻ってラッキーピエロのそばを通って乙部町に入り宿に到着。
乙部温泉という ひなびた温泉だけど、野郎のツーリングには十分でしょう。かえって落ち着くかもしれない。チェックインして鍵を渡され部屋に。6畳間ほどの部屋だけど十分、、、。でもエアコンがない。って言うかあるんだけど送風くらいで風が涼しくない。そんなに暑くはないけど湿気が強く じめっとした部屋だった。まあ〜薄着でいいでしょう。温泉はとなりに町営の温泉があるので、そこを利用させてもらう。露天風呂がとっても気持ち良かった。ただしここまでは、、、、。このあとギャグとしか思えない待遇に驚くことになる
部屋に戻る通路の途中に大広間があって、俺もここで夕食を摂るらしい。
で、そこにあるテーブルを見てみると団体さんがいるのかな?って思うほどの人数の食事が並んでいる。その集団の中に何故か俺の部屋名のプレートが、、。うっそでしょ!ユースホステルじゃないんだから、、両側と前方に誰だか知らない人たちと食べるなんて、、、。夕食は19時頃って伝えたんだけど、せめて両側の方がいなくなってから食べようか?って部屋で待っていると、仲居さんが、在室でしたらご自分で布団ひいてください!だって、、、マジっすか!こんなの初めて!19時30分頃食事ができていますよ!って催促されたので仕方なく食堂に行くと左側の方が食事中。でも、座布団を付け合わせたような すぐ隣なので会話だって聞こえる。さすがにとなりの方もそそくさと出て行かれた。何だか申し訳ないな、、、。俺のせいで、、。これなら「お金は払うから料理は捨ててください!」って嫌味で断った方がよかったかな?
鍋物は先に火を通してあるので生温かい?鍋で初めての経験。ある意味ラッキーピエロで遅い昼食を摂っていて正解だったかも?食後、布団ひいてあるかな?って期待をもって部屋にもどっても本当に布団がひかれていない、、、。ここは民宿か?さらに笑ったのが虫取り用のガムテープが置いてあった。さっきまで気がつかなかったなあ〜。これで虫を捕まえてください!ってこと?昔良く見たハエ取り紙じゃないんだから、、、。
いや〜こんな宿もあるんだなあ〜!返って貴重な体験だったかも?で、情けなく俺一人で布団をしいて寝ることにした。さすがに2日も早く起床すると辛いzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
本日の走行距離 341km
7月17日
朝はタイマーで7時過ぎに起床。よ〜く寝た。これで今日から普通に行動できそうだ。昨日のギャグの続きじゃないけど部屋には風呂はもちろんトイレも洗面台もない。本当にな〜〜んにもない部屋。これはこれで良しとしてもフロアにある1カ所だけのトイレは男だってウ○○をしたくても空いてなければ辛いよね、、、。洗顔を済まして食堂へ。昨日と変わって質素な朝食。確か?朝食はイカの刺身がいっぱい食べられるはずじゃ?漁が出ない場合は無理って書いてあったけど、、、もしかしたら年中無理だったりして?昨日の二の舞いは勘弁なので時間差攻撃で食堂へ行ったら数人しか食べていなかった。まずはよしよし!!でも仲居さんが途中からいなくなって、結局ご飯のお代わりできなかったな、、、。
雨ってほどではないんだけど霧雨が続くみたいなので、合羽を着てバイクに荷物を取り付け宿を出発。いや〜あまり俺でもお世話になりたい宿ではなかったな、、、、。江差市街を通って上の国町へ。ここから道道5号線を走れば70kmほどで函館に行けるらしい。しかしマニアックな俺は あえて国道228号線で松前経由で函館に向かいたい。走行距離はかなり増えそう!!
どんよりとした霧雨の中走って行っても視界は決して良くならないばかりか100m先が全く見えない。高架の道路を何度も走っているみたいなんだけど、多分この下は旧道があって小さな集落があるんだろうな、、、。でも全く見えない。
しかし松前町の市街地に向かうにつれて霧は晴れてきて日差しがでてきた。ラッキー!道の駅「北前船松前」で休憩。暖かくなってやっと合羽を脱げる。やっとコーヒーが飲める。と言っても缶コーヒーだけど、、。松前に来たなら昨日の開陽の延長じゃないけど松前城にも行ってみたい。受付でパンフレットを貰って道順を聞いてから出発。
多少道に迷いながらも松前城に到着。小さいスクーターなので駐車場には止めないで目の前に止めちゃった。入場料を払って城内へ。北海道遺産に登録されているとはいえ天守や本丸は現存するものではないそうだ。で、展示品は、、、当時の貴重な皿とか茶碗とかが沢山展示されている。しかし歴史に関するものは、、、なさそう。できれば松前藩について詳しい案内とかあれば嬉しかったんだどなあ。例えばアイヌとのシャクシャインの戦いとか(俺って詳しいでしょ!)、、、。そんなんで来てはみたものの あまり長居することはなかった。ちょっと期待はずれだったかな?天守も決して高くはなかったし。
ついでじゃないけど松前藩屋敷にも立ち寄る。入場料は350円なんだけど、松前城との共通入場券があったんだそうな、、、。先に教えてほしかったなあ〜!ここは当時の松前の屋敷を復元し奉行所や船問屋、番屋などが展示されていて、内部にも入ることができる。ここは面白い。リアルではないけど当時のイメージを感じることができそう。もっとも人がいないからなのかもしれないけど。実質俺の貸し切りみたいだし。
考えてみれば小樽から松前まで150ccのスクーターで 俺もよ〜く走って来た!ここまできたら北海道の最南端まで行かなければ、、、。カーナビなんて持っていないから海岸線をよく見つめながら白神岬へ到着。最北端の宗谷岬みたいに賑やかなのかな?って想像していたんだけど、、、売店すらない寂しい岬だった。第一看板が少なくてハイスピードで走っていたら見逃すかもしれない場所だったし。
ここ白神岬と本州の竜飛岬とは最短で19.2kmしか離れていないそうだ。さっきまで霧がかかっていただけあって、先方の竜飛岬は見えるような見えないような、、、稜線は確認できなかった。20kmも離れていないんだから快晴だったら、しっかり見えたんだろうな。残念って言えば残念だけど、、、。でも、、、こんなに最南端がマイナーだったとは、、、。知らなかった。多分このそばを青函トンネルが通っているんだろうな。
福島町に入って、道の駅「横綱の里ふくしま」があったんだけど、千代の富士の歴戦の展示がされているそうだ。でも今回はパス。九重親方には申し訳ないけど、あまり興味が湧かない。で、その先にある青函トンネル記念館に入ってみる。外観は独特の構造物でトンネルのシールド工法を真似ているみたい。入場料を払って展示物を見てみる。まあ〜一般の人には勉強になるかもしれないけど鉄分が多い俺にはちょっと物足りないかな?でもここは楽しかったけど、、。規模的には竜飛岬の記念館の方が数段大きいかな。
しばらく走って 道の駅「しりうち」で休憩。建物からは北島三郎の歌がふんだんに流れていて、ここが北島三郎の生誕地であることがよく判る。なるほどね!ここはJR海峡線の「知内」駅が併設されている。できればホームに行って通過電車を撮影したかったんだけど、隣の木古内駅発着の時刻から換算しても電車は来そうにない。これでは時間の無駄だ。ホーム脇にはたくさんのレールが置いてある。新幹線用のレールだろう。本州の中小国から木古内までの区間は線路が3本ある特殊な区間になる。そろそろ工事が行われるだろう。
木古内を過ぎ、さらに走って北斗市の上磯でハセガワストアーを発見。実は以前からハセガワストアーの「やきとり弁当」を食べてみたかった。俺、根室にあるタイエーの「やきとり弁当」は何度か食べたことがある。しかし俺にとって道南の函館は未開の地、、、。多分ダメだろうと思っていたんだけど今回はやっと願いが叶ったかな?コンビニというよりスーパーと言えるほどの販売面積があって駐車場も広めなので買い物客も多い。そんな客に混ざって俺も「やきとり弁当」を購入。それも塩ダレをオーダー。しかし次から次へと「やきとり弁当」がオーダーされているのにはちょっと ビックリした。
今回お昼の時間にはちょっと遅くなってしまったので夕食を考えて 小サイズにしておいた。出来たてで399円だし十分納得できる商品です。ただ食べる場所がない、、、。車ならば車内で食べることもできるけどバイクじゃ、、、。ってんで近くの上磯駅で食べよう。駅舎のベンチに座って、、、あれれ?結構人がいるよ、、、。列車を待っている人たちの中で一人食べるのは何だか恥ずかしい。仕方なくローターリーの隅っこで一人食べる。ちょ〜美味いっす!!やっぱり来てよかった。はこだてワインがかくし味なんだとか、、、。タイエーの「やきとり弁当」は確か十勝ワインだったか根室ワインだったかが かくし味だったと思ったけど!ちょっと違う訳ね!
そのまま走って函館市街へ。そんなに急いだ訳ではないけど16時には函館駅付近に到着してしまった。ホテルにチェックインするには早すぎるし、、、もう少し走り込んで行くか、、、花火は19時45分って情報は得ている。それまでに、せめて19時過ぎまでにホテルにチェックインすればいい。よし!恵山方面に進んで海岸線を制覇してみよう。函館空港方面に国道を進んでいくと湯の川温泉が、、、。すんごい人と車だな。今日の花火大会の影響だろうか。15年前だけど俺もツーリングの帰路で1度だけ何処だか覚えていないけどホテルに泊まった事があったっけ。函館空港のそばを通過すると、、、いつの間にか車がいなくなった。遠くに島の稜線が見える。多分下北半島だろう。やっと本州が見ることができた。
函館市街から結構走っているのに、いつまでたっても函館市、、、、。2004年に戸井町、恵山町、椴法華村、南茅部町が函館市に編入合併したそうで、かなり大きな函館市になったんだそうだ。国道278号線を走って行くと恵山町で国道は内陸部に入っていくそうだ。それじゃ海岸線を走れない。そう思って地図を確認すると道道635号線を走って、恵山の南側を通って水無海浜温泉経由で走ることができる。ただ、、、椴法華村、、、どう読むのかな?「だんほっけむら」なのかな?(すいません!読めませんでした正しくは「とどほっけむら」です)そこまで行けばいい。
道道635号線に入ってしばらくは綺麗な海岸線だったんだけど、数キロもしないうちに道幅は細くなったり広くなったり、、。しかし、かなり前から「椴法華方面はUターンしてください」の看板があったんだけど、俺的には「関係ないでしょ!」ってんでシカとしながら進んでいった。しかしとうとう道はなくなり行き止まり、、、。うわ〜〜道路マップにだまされた!!俺はなんてロスしたんだよ。北上するには国道しかないんじゃん。仕方なく同じ道を引き返し国道へ。悔しいのでどれくらい走ったか、、、帰りは距離をカウントしたら13km、、、。ってことは往復で26kmも無駄走りしたって訳ね!
雲こそ多くなったけど雨の心配はなさそう。しかし今日俺は函館に泊まるんだよね。、さっき函館駅前走っていて、そこからどんどん離れていっていく俺って、、、マニアック。さすがに水無海浜温泉は入浴するつもりもないから向かわないけど、、、。国道を北上して気がつけば森まで37kmだって!しかも国道5号線ではなく海岸線コースで走っているところがポイント。
しかし疲れてきたなあ〜。いいかげん函館に戻りたい、、、。と言ってもアクセスとなる道路がないので北上するしかない俺。
やっと函館市から解放されて鹿部町にはいると間欠温泉の案内が、、、何だろう?駐車場があったので、そこにバイクを止めて、、、ありゃりゃもう閉館なんだそうだ、、、。時間は18時だもん。当たり前か、、。え?18時?ヤバいっす!函館に戻れるかな?さすがに森まで行くのは不可能だ。あてにならない道路マップだけど、、、この先道道43号線で大沼経由で国道5号線に入れそうだ。これに賭けるしかない。よって本日 森到達は断念。ところでここには「北斗船」の記念碑らしきものがある。さすがに聞いたことないけど鳥羽一郎の歌なんだそうで有名なのかな?俺が知らないだけかもしれない、、、。
道道43号線はガラガラでハイスピードで走れる。時間が時間だしねずみ取りはないでしょう。想像していたより早く国道5号線に。5号線を走っていくと、途中に高速道路規格の函館新道に入る。俺のバイクは150ccなので当然入ることができるけど、車の速度は速い速い。ちょっと並走するのが怖いな。おかげで1時間強で函館到着。19時10分頃ホテルでチェックイン。今日泊まるのはコンフォートホテル函館。駅前なのでアクセスがとっても便利。部屋に入って荷物を置いて身軽になり花火会場へ。場所が判らなかったんでフロントで聞くと、「地図よりも歩いている人について行った方が悩まなくていいですよ!」ってアドバイス。確かに正論。歩くことたったの5分で会場に到着。すんごい人だ!なるほど人気があるんだね、、。そばには青函連絡船で使用された摩周丸が係留されている。
どこが特等席だか判らないけど、ブルーシートで場所取りしている人がいるので、ここでいいかな?って岸壁で待つ。さっきまで日差しがあったのに30分ほどで真っ暗に。何の前触れもなく突然花火大会がスタート。いや〜涼しいし綺麗だ。久しぶりにリアルで花火大会を見させてもらった。実は、ツーリング寸前まで この花火大会の存在は知らなかった。ヤフー掲示板のお友達であるビーバーさんの情報で知ったわけ。ホテルを予約する時、いつもはネットで申し込むんだけど、今日の宿泊分はどこを検索してもどこも満室。何でかな?って思っていた。ビーバーさんの情報でヤバいと思って電話掛けまくって やっと予約とれたのがコンフォートホテル。いや〜ビーバーさんに感謝せねば、、、。アリガトウゴザイマシタ!!
まだまだ花火大会は終わりそうにないけど、そろそろ函館山にも登らないと、、、。酒を飲んでいる訳じゃないけど、函館市電でロープウェイの最寄り駅である宝来町まで乗車したい。函館の市電なんて乗った事ないから。今日の函館市電は臨時ダイヤのようでひっきりなしに電車がやってくる。それも俺の乗りたい方向ではなく反対の湯の川行きばっかり。それでも通勤電車並みの混雑。俺の方はただホームで待つだけ。15分程待って やっと谷地頭行きが到着。こちらはひっそり、、。何で?。宝来町で下車したのは何故か俺だけ、、。そしてロープウェイ乗り場へ、歩く、。これがキツイキツイ。多少歩くのは承知していたんだけど、坂道がこれほどキツイとは。せめて夜で救われた。日中だったら暑くて 視界良すぎて挫折していたかも、、。あ〜〜へばった!!!!!死ぬかと思った。
切符売り場まで来ると膝が笑っているのが判る。はぁ〜よく来れたね、、、。俺って偉い!?。まだ膝がガクガク言ってるもん。乗り場には21時30分に到着したんだけど、殆ど最終便なんだそうだ。実にラッキー。その為150人は乗れると思われるゴンドラには10人ほどしかいなかった。だから市電利用者なんていなかったんだ、、、。しかし頂上駅に到着すると、、、いるわ!いるわ!人!人!人!。すごく混雑している。頂上駅に到着してもさらに階段登って、、、もう!勘弁して!って気持ち。
でも展望台に上ると、写真で見た光景が、、、。いや〜綺麗!遠く五稜郭タワーも見れるし、さっきの花火大会の会場と思われるところも判る。涼しいし気持ちいいし、綺麗だし、、、。しばらくマッタリしていこう。
22時20分頃にはロープウェイに再度乗車して山麓駅まで戻る。帰りはかなりの人と一緒に、、、あ〜キツイ。坂道を降りて行けばいいと思って何気なく人に付いて行ったら 函館市電の宝来町駅ではなく十字街駅に。まあ〜どっちでもいいけど、最終湯の川行きの電車が来た。ヤバかったね!俺って!何たるラッキー。
駅前に戻ってきたけど23時だし体疲れてボロボロだし、、、これから飲みに行こうなんて気にもならない。それより横になりたいよ〜!ホテルの裏手にラッキーピエロがあるので、変則的だけどハンバーガーで遅い夕食でも食べようか、、、。(コンビニのおにぎりにすればいいのに、、、、俺ってバカか!)ただでさえ大きなハンバーガーだってのは昨日江差で学習したのに、、、。見栄をはって2個も注文。部屋に入ってエアコンを全開にしてシャワーを浴びてさっぱりしてビールのつまみ代わりにハンバーガーを、、、。美味いんだけど、、それより眠い、、、。そりゃそうだ1日中走りっぱなしで坂道上って、、思いっきり汗かいて、、、。冷たくなったハンバーガーでは美味しくないでしょうから、少しづつ食べる。深夜1時過ぎにはやっと眠れるあ〜お休みなさい!!!!zzzzzzzzzzzzzzzzzzz
本日の走行距離 322km
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